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PUROK 1 TABALONG, DAUIS, BOHOL, PHILIPPINES
Telephone:
+63385108190
☆ボランティア随時募集中☆
☆活動体験なども受け付けていますよ☆
バビタの家では農業、畜産、生徒の補助、施設修繕など様々なお手伝いが必要です。日本と違った文化、風習、食事など肌で感じることができますよ。それによって視野が広がって未来の扉が大きくなること間違いなしですよ。行動第一、連絡くださいね。詳細お知らせします。
以下はボランティアに来てくれたりょうこちゃんの感想です。
バビタの家の一日は鶏の声で目が覚め、犬の散歩から始まる。うさぎ、鶏、あひる、犬、そして人間の朝ごはんが終わる頃に、生徒たちがちらほらやってくる。
友達思いでいつもみんなに優しく声をかけているシィーナ、手先が器用で働き者のレイモンド、その隣で穏やかににこにこ楽しげに連れ添っているカスター、笑い上戸で周りをも笑顔にさせるマーシィ、周りの人の表情をよく見て豊かなボディランゲージでお話してくれるリナト。
彼らは冗談を言い合いなが楽しくおしゃべりしたり、手工芸の仕事をしたり、ただ座っていたり。時折、バビタの家に住んでいる犬の散歩や動物や植物のお世話もする。何かをしてもいいし、しなくてもいい。それぞれが、それぞれのペースで、思い思いに過ごしていた。
生徒たちにとって、バビタの家がなくてはならない場所であると同時に、バビタの家を支えているのもまた生徒たち、というユニークな関係性を感じられた。
またそれはバビタの家をつくるあきこさんと生徒たちの関係性にも言える。彼らはあきこさんのことを「ティーチャー」と呼ぶが、実際は先生と生徒という上下関係は見て取れない。もちろん生徒から求めがあるときや手助けや工夫が必要なときは、あきこさんが対応することもある。しかし逆もまた然りで、お互いが人として向き合い、「一緒に生きている」だけのようにも感じた。
バビタの家は学校でもなければ、作業所のような職業訓練の場でもない。狭い枠組みの中で分類し、名前をつけられるような場所ではなく、一方でみんなにとって特別すぎる場所でもない。あえて表現するなら、人も動物も、人種や性別の違いも、生きづらさがあっても、みんながありのままの姿で、自然体で安心して生きられる場所、かもしれない。
私はバビタの家に一週間滞在した。一日があっという間に過ぎ去り時間が足りないと感じる一方で、一瞬一瞬は生きる作業の積み重ねでとっても充実した日々だった。出会えた人々、動物、植物とのつながりや恵みの有難みを感じる日々。フィリピンに帰れる場所ができたことが嬉しい。